概要

  • 日時 2022/1/30 11:30〜17:00
  • 会場 TRPGカフェ モノドラコ
  • Discordによるオンライン参加者あり。
    • わたし(ぷーざ)も、Discordから見学させて頂きました。

ゲームシステムについて

Dungeons&Dragons 5th Editionでした。
(以下D&D、或いはDnD5)

私自身、D&Dは新和時代のクラシックはかなり。あとは、AD&Dの1と2を少しずつ遊んでます。
DnD5のことを予習したいと私がDiscordで言ったら、DM氏が公式のルールブックへ案内してくれました。ルールブックがPDFで無料配布されていることに驚き。PHB(プレイヤーハンドブック)だけなら200頁足らず、事前に流し読みする程度なら、一応目を通せるボリュームでした。

クラシックの頃は曖昧でふわっとしていたルール、例えば揉めやすい死亡判定等が厳密になっていたことに好感。現場主義からの改善と思います。
判定の中核にあるd20、その「有利」「不利」ロールなども判定として分かりやすい。私がDMをしていたクラシックの時代にも是非あるとよかった。

フォーゴトンレルムが公式の背景世界になっていたのは、DnD5がクラシックD&Dではなく、AD&Dの血を引いているからなのでしょう。
かつてTRPGには、「世代論」というものがあり。特定の背景世界を持たない、原初のRPGであるD&Dは「第一世代」に分類されていました。ゲームシステムが特定の背景世界を想定しないのは、 背景世界の世界観がルール化されない ことにつながる為、背景世界の有無は分類の基準となるほどの大事なのです。
D&Dがフォーゴトンレルムの為のゲームになったことは、TRPGのゲームシステムの観点からは大きな意味を持った近代化と言って良いと思います。

シナリオ

フォーゴトンレルムの地方都市、ウォーターディープ近郊を舞台としたオリジナルシナリオだった様です。
オリジナルと改まって言うのも変だなw RPGのシナリオは本来、全てゲームマスターが作るものなのだから。

登場キャラ(こんちえさんのプレイヤーキャラクター)の、身内同然の幼なじみからの依頼で発生したクエストでした。
これを断る理由がない為もあり、スムーズな導入だったと思います。導入をきちんと押さえた上で、セッション開始1時間以内には探索や戦闘が始まっていたDM氏の手際に、ベテランの年季を感じました。

最初の戦闘はラストモンスター(新和版では錆モンスター)で、古参の心をわしづかみされてしまいましたw
ドラゴンやビホルダー同様、D&Dのプレイヤーなら誰しもお世話になっている、D&Dを象徴するモンスターです。

プリキュアの最終回の放送日と重なったこともあり、その打ち上げ的なイベントの為にクライマックスのいいところに立ち会えなかったことが残念です。
登場したのはスパインド・デヴィルとビアビット・デヴィル。クラシックD&Dの頃には居なかった未知のモンスターで、強敵感ある名前もあってわくわくしました。

最後に

私が夢中だった頃、TRPGは生活の中心であり、まさしく人生の一部でした。
引退してから20年以上経っていますが、折りにつけFediでRPGについて話すことはよくありました。こうして見学をすることが出来たことに、言わばRPG神に引き戻されたかのような運命を感じます。
最近の事情を知りたいという意図を酌んで、この様な機会をセッティングしてくれたこんちえさんに感謝します。